Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

再読『再びのぶたぶた』 矢崎 在美

内容(「BOOK」データベースより) 小池信江は、亡き夫との思い出の公園を訪れていた。まさに桜が満開の季節。桜吹雪の中、つい眠り込んでしまった信江に話しかけてきたのは、可愛い点目のぶたのぬいぐるみだった。熱を出して倒れたことから、彼女と彼の不思…

『私の命は あなたの命より 軽い』 近藤 史恵

内容(「BOOK」データベースより) 「どうして人の命の重さには違いがあるの?」東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。実家に帰ると、両親と妹・美和の…

王様の耳はロバの耳『バイト。体調不良の不思議な原因①』

貧乏学生な僕は 奨学金をもらっているが、それだけでは生活が出来ずアルバイトに精を出している。通っている学校は 国立で授業料は 私立の同じ学部と比べると破格の安さだ。しかし 授業料、アパートの家賃や光熱費、食費などの出費、そして高い教科書等で毎…

④ 『ポストの子、中学受験の問題を解く 時計算 通過算』

昨日 写させてもらった問題 3問。Q1.時刻が12時18分のとき長針と短針の作る小さい方の角の大きさは 何度ですか?(時計算)昨日は 学習ボランティアの人がいなくて ホームの先生が勉強室にいた。でも 質問したら なぜそんな問題を解いているのかとか、い…

『プリズム』 百田 尚樹

内容(「BOOK」データベースより) 「僕は、実際には存在しない男なんです」世田谷に古い洋館を構えるある家に、家庭教師として通うことになった聡子。ある日、聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、とき…

③『ポストの子、中学受験の問題を解く』

学校の帰り道 ポピーが咲いている。どこからか種が飛んできて それで増えたポピーだ。通るたびに 花が増えて行く。ポピーはえらいな~といつも思う。誰にも世話をされないのに きれいに咲いて歩く人を楽しませていて、僕に元気もくれる。僕は 生まれた時から…

『火星の人』 アンディ ウィアー

内容(「BOOK」データベースより) 有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は…

② 『ポストの子、先生の過去 』

朝から 小雨が降っている。 今日の日曜学校に来る人は 少ないだろう。 僕は ホームのみんなより遅く、教会に入り一番後ろの席に座る。 この前 知り合った高校生はいない。 今日は 雨だから来ないのかな? 始まる少し前に 高校生2人は教会に入り 僕とは違う列…

『きんいろのたまごのほん』 レナード ワオスガード 絵

きれい!卵の中に何が入っているんだろう?表紙に一目ぼれして 手に取りました。中の絵は 子どもにわかりやすく可愛い絵です。表紙ほど 心惹かれる絵ではありませんでしたが、う~~ん家でじっくり見たいので 購入です。『むかし あるところに、いっぴきのち…

①『ポストの子 出生~中学受験』

4月12日(日) 父と母の夢を見た。 中肉 中背 笑っていないが 怒ってもいない。 その表情をよくみようとした ぼんやりしていて よくわからない。 僕は 父の顔も 母の顔も記憶がないからだ。 どこで生まれたのかも知らない。 でも しつこく聞かれると こう…

『昨 日』 アガサ クリストフ

内容(「BOOK」データベースより) 村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、異邦にて工場労働者となる。灰色の作業着を身につけ、来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみ…

『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川 洋子

内容紹介 ~amazon~ 「大きくなること、それは悲劇である」──この警句を胸に11歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指す。その名もリトル・アリョーヒン。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、自分の姿を見せずに指す独自のスタイ…

『文 盲』 アゴタ クリストフ自伝

アゴタさんの 3部作をよみ 著者に興味がわき 自伝を読む。作品の中の魂の叫びは アゴタさん自身の 叫びだった。「アンネの日記」を読んだ時のような 衝撃を受けた。アゴタさんにとって 書く事が生きる意味であった。しかし 作品を書き終えたときの気分を問わ…

『第三の嘘』 アゴタ クリストフ

『悪童日記』『ふたりの証拠』とむさぼるように読んだが、ここでやめておけばよかった。三作目の『第3の嘘』は きつい!一部、二部でちりばめられていたパズルのピースが 三部作で ああこういうことだったのか、と一つずつはめ込まれていく。そして出来上が…

『ふたりの証拠』 アゴタ・クリストフ

内容(「BOOK」データベースより) 戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、ど…

『そうぞうしてごらん』 俣野温子

あるときは君は王様。次の日は、やさしい馬に。だれかを待っているときは両手を広げたおおきな木。なにもかもいやになったら月になり 暗い夜空に、ポッカリ浮かぶ。別の日は その月をみる犬になり 空に向かって吠えてみる。このページが一番気に入りました。…

『M/Tと森のフシギな物語』  大江 健三郎

内容(「BOOK」データベースより) 祖母から聞いた、四国の森の奥深くに伝わる「壊す人」と「オシコメ」の創造の物語を、MとTという記号を用いて書き記す。時の権力から独立した、一つのユートピアがつくり出される奇想天外の物語は、いつしか二十世紀末の作…

『文学部唯野教授』  筒井 康隆

内容(「BOOK」データベースより) 我らが若き主人公・唯野仁。彼は早治大学英米文学科の名物教授にして、実は隠れて小説を発表している新進作家、何やら不穏な幕開きである。「大学」と「文学」という二つの制度=権力に挑んだ衝撃の長篇小説。 講義、授業、…

『王様の耳はロバの耳 ~満開の桜の木の下で~』

明日から天気が崩れるという。桜も見納めかな?今日は 仕事も休みだし 土手まで桜を見に行こう。会社の人達と 昨夜 花見をしたけれど 花より団子、みんなで騒いでいただけだった。それに花見も仕事の一つだしな~犬を連れて 桜の木の下を歩く。風にのって 花…