Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『SEIKO JAZZ 2”Concert Tour 2019』 松田聖子

松田聖子さんが歌うジャズがいい!という評判を聞き足を運んだ。聖子さんのコンサートは 初めてだ。席は、S席だが3階の一番後ろだ。見通しはいいが、ステージまでとお~い。オーチャードホールでこの席は初めてだ。それで この日のために双眼鏡を用意した。…

『身の上話』  佐藤 正午 著

非日常的なことが起こり 生活が急落下していく話。最初はこんなことってある?と半信半疑で読むが 終盤に近づくにつれ、こういうこともあり得るかもと納得させられてしまう。 登場人物の描き方がうまく惹きつけられるが 結末も予想でき あまり気持ちの良くな…

◆coba(アコーディオニスト)×May J.(ヴォーカル)×東京交響楽団スペシャルコンサート

チケットが当たり 2日連続で東京文化会館へ。7:00開演で仕事帰りでも間に合うからありがたい。 クラシックの曲は 一般受けする曲で よく知られているものなので聞きやすい。『白鳥の湖』はよく耳にする曲だが 生で聞いたのは初めてだ。 昨日、聞いた東京フ…

第16回 東京音楽コンクール 優勝者コンサート

第16回 東京音楽コンクール 優勝者コンサート丁寧で繊細な演奏で技術もあるが 線が細い印象。演奏曲が限られるような気がする。使用楽器J gagliano1754で高音が繊細で美しい。100点に近い技術の演奏だが 観客を沸かせる技術はこれからに期待。可愛い可憐な少…

『ウツボカズラの甘い息』  柚月裕子 著

序盤はよくある話と思いながら読むが 終盤 えっ!!!!という驚愕の展開で面白い。宮部みゆきさんのミステリー小説『火車』と似ているが もっと人間関係が複雑で驚きがある出来過ぎた感はあるが、ドラマ化して欲しい。相関関係が複雑で次々と展開する内容な…

『最後の将軍 徳川慶喜』 司馬遼太郎

歴史小説は ほとんど読まないので 途中何度もくじけそうになりながら 読んだ。徳川慶喜のイメージは 最後の将軍 大政奉還くらいしかなかったので 驚きや発見がたくさんあった。特に勝利の可能性が十分あったにもかかわらず、敵前逃亡にも等しい行動をとった…

『罪と罰』  ドストエフスキー 著

超有名な『罪と罰』ですが 完読できなくての再読。特に登場人物の名前が長くて、相関関係を把握するまで辛く、難解で途中何度も挫折したくなる。ざっくりいうと青年の犯罪小説ですが、深くて読み応えがある。「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」「選ば…