Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『それでも僕は夢を見る』 水野敬也 (著), 鉄拳 (画)

「夢」はずっと僕のそばにいた。けれど、いつまでも「夢」を追うのが辛くなった僕は、ある日彼を捨てた――。老いた主人公がひとり病室で横たわるとき、捨てたはずの「夢」が戻ってくる。「夢」に励まされ、主人公が最期に書き上げた一通の手紙とは?「それで…

花咲舞シリーズ  『犬にきいてみろ』  『神保町奇譚』  池井戸 潤 著

『犬にきいてみろ』おせっかいな叔母に拝み倒され、人生初のお見合いに出かけた花咲舞。相手は町工場の二代目社長で、育ちはいいが気の弱そうな、平井勇磨という青年だ。銀行勤めということで経営の相談を持ちかけられていた舞は、よりにもよって、銀行で臨…

『無限大ガール』 『最後は臼が笑う 』   森 絵都 著

NHKでドラマ化されている森 絵都さんの作品『みかづき』が 面白くなりそうな予感。またアマゾンの読み放題の中にあったので森さんの作品を読んでみた。『無限大ガール』こうと決めたら猪突猛進! 眩しいぐらいまっすぐな高校生女子が大活躍する、爽やかで…

「ボラード病」   吉村 萬壱 著

今年もよろしくお願いします。「ボラード病」 内容紹介デビュー以来、奇想天外な発想と破壊的なモチーフを用いて、人間の根源的な悪をえぐるように書いてきた吉村萬壱が満を持して放つ長篇。B県海塚という町に住んでいる小学五年生の恭子。母親と二人で古い…