「ボラード病」 吉村 萬壱 著
今年もよろしくお願いします。
「ボラード病」
内容紹介
デビュー以来、奇想天外な発想と破壊的なモチーフを用いて、人間の根源的な悪をえぐるように書いてきた吉村萬壱が満を持して放つ長篇。
B県海塚という町に住んでいる小学五年生の恭子。母親と二人で古い平屋に暮らすが、母親は神経質で隣近所の目を異常に気にする。学校では担任に、市に対する忠誠や市民の結束について徹底的にたたきこまれる。ある日亡くなった級友の通夜で、海塚市がかつて災害に見舞われた土地であると語られる――。
「文學界」に掲載後、各紙誌で絶賛され、批評家を驚愕・震撼させた、ディストピア小説の傑作。
B県海塚という町に住んでいる小学五年生の恭子。母親と二人で古い平屋に暮らすが、母親は神経質で隣近所の目を異常に気にする。学校では担任に、市に対する忠誠や市民の結束について徹底的にたたきこまれる。ある日亡くなった級友の通夜で、海塚市がかつて災害に見舞われた土地であると語られる――。
「文學界」に掲載後、各紙誌で絶賛され、批評家を驚愕・震撼させた、ディストピア小説の傑作。
ホラーミステリーのような内容だと読み始めるが、「えっ」と思うほど驚愕させられた。
東日本大震災後、明らかになった日本人の闇と病。
それが小説として描かれている気がする。
触れてはいけないタブー、それを痛烈に明確に現していて怖いくらいだが、こういう真実は忘れてはいけない。
ずっと不気味な印象で一般受けしない内容だが これからの日本にとっては 必要な本だと思う。
年末からずっと足の調子がわるかったちびポメだったが 車で久しぶりに公園にいった。大好きな公園で近づくと興奮していたが 今回はまだ痛いのかあまり喜ばなかった。
それでほとんどカートで散歩した。
造成中の公園。
今度来るときはできているかな?
今年もよろしくワン!