Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『悪童日記』 アゴタ・クリストフ

内容(「BOOK」データベースより) 戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理―非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に…

「王様の耳はロバの耳」② 不倫車両?

仕事で使う長距離列車のグリーン車両。まあ長距離と言っても 品川から 首都圏ぎりぎりのところに向かう列車。終点は 観光地。海も温泉もある。車内では 書類整理や読書。不備の書類で契約はできないので 必ずチェックする。いろいろな人と目的地まで 一緒だ…

「王様の耳はロバの耳」 ①

祖父が亡くなってから 10年目の春が来た。僕は、昨年大学を卒業し いまだバイト生活の日々だ。就活はしたが すべて×。それからやる気も出ず でもそれなりに楽しく、流されながら毎日を過ごしている。僕の周りは のんびりしていて だれも僕に定職につけとも …

話を書いてみようかな?「王様の耳はロバの耳」

「岬公園墓地管理事務所」の話もすべて 消えてしまいました。それで また新たに話作りをしてみたいと思っています。「岬公園墓地管理事務所」の話も含み もっと範囲を広げた話を書きたいな~。ということで タイトルは、「王様の耳はロバの耳。 ~心のブログ…

『絶望名人カフカの人生論 』  フランツ・カフカ

衝撃を受けた。カフカの生涯が苦悩の日々だったことは なんとなく知っていたけれど カフカの生の言葉を読み 苦悩が伝わってきて苦しくなった。序盤は 自虐ネタのようで クスっと笑いながら読み進めたが 特に最後は せつない。先日読んだ小谷野敦の本で『作家…

『怪物はささやく』パトリック・ネス 著。 シヴォ―ン・ダウド 原案。

装丁に惹かれて手に取る。ホラーかと思ったが、いい意味で裏切られた。なんだ この切なく温かい話は!!涙が ぽろり。 児童書とあって読みやすく、思春期に戻った感じ。 モノクロのさし絵が多く想像力が一層掻き立てられる。『人間の心は、毎日、矛盾したこ…

『病む女はなぜ村上春樹を読むか』 小谷野 敦

「なんだ?この表題は?」とその罠にかかり、まんまと釣られてしまった。中身は 村上さんのことだけでなく いろいろな作家や作品が出てくる。賛否両論はあるが、こういう見方、考え方もあるんだな~と楽しく読んだ。特に好きな作家 大江健三郎さんに関する記…

『月と蟹 』 道尾秀介

「ダメよ~ダメダメ」だったのに 今は「ラッスンゴレライ ラッスンゴレライ」「いや、ちょと待ってちょと待ってお兄さん」小学生はこういうの好きだねえ~。そのラッスンゴレライももう古くて 「 GO 弁当シェケナベイベー(ベイベベイベー) 弁当シェケナベイ…

『かぜのでんわ』 作絵 いもとようこ

モール街を一本入ったところに小さな絵本屋さんがあります。隠れ家カフェみたいなおしゃれな佇まいです。おおきな木のドアをあけると 2階までぐらいかな~ガラス張りの吹きぬけの空間に絵本の世界がひろがっています。木の棚に外国の絵本がこっちを向いてき…

えっ!!ない。

おわび大変申し訳ございません。書庫がごちゃごちゃしていたので、その整理をカチャカチャとしていたら 記事が全部なくなってしまいました。 It is no use crying over spilt milk 受験の時 覚えたフレーズをここで使うとは、、、さっぱりしましたのでここか…