Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

「王様の耳はロバの耳」② 不倫車両?

仕事で使う長距離列車のグリーン車両。

まあ長距離と言っても 品川から 首都圏ぎりぎりのところに向かう列車。

終点は 観光地。海も温泉もある。

車内では 書類整理や読書。

不備の書類で契約はできないので 必ずチェックする。


いろいろな人と目的地まで 一緒だ。

仕事で利用している人も多いが金曜日や祭日前日は 旅行客が多い。



妙なカップル(古いねえ)の会話に耳がダンボ(これも古いねえ)

熟年夫婦をよそおってる危ない2人の 会話は、弾むは弾む。

ときどき 若者のような恋の駆け引きみたいな会話をしていて

う~~ん

ちょっとHな会話もあり

観光する場所を相談する会話あり

お互い尊重しあっている。

あなたのスキなところへ

いいえ 君のスキなところへ

う~~ん

恋に年齢はないけどね。

やはり青春ドラマの
福士 蒼汰と有村架純みたいなのはすがすがしいけど 。

同じセリフでも年齢を選ぶのか、聞くに堪えな会話には 耳をふさぎたくなる。


でも 気になる会話。


音声のみの降りる2人の姿を目で追う。

やっぱり、

男性はジャケット。

ポケットチーフいれてる。

女性は ワンピースにスカーフ。

女性の大きなバッグは男性が持っている。

女性は 小ぶりのハンドバッグ。



大体 このパターンが定番みたい。

女性のスカート率も高い。

パンツでもシフォンだったり、フレアーだったり おしゃれな感じ。

お化粧も念入り。


恋ってすごい!!

おじさんも おばさんも がんばっている。


本当の熟年夫婦と思える人たちは 
あまり会話が弾まず 車窓からの景色をながめたり、
なんか食べたりしている。

爆睡中ってのも多いね。

必要以上に相手の好感度をあげる服装したり 化粧したり

会話に気を遣っている感じが見られない。

楽がモットーの洋服着てる。

荷物も自分のものは 自分で。

時々 口喧嘩というか 妻が夫にいろいろと指図している。

夫は ブツブツ言いながらも素直に 妻に仕えている。


あと綺麗に装っているのは、

おばさんだけの団体。

競って気合い入れてるねえ。

みんな似た服装だが 競い合ってる。

そばを通り過ぎると

いろいろなにおいがする。

また 声が異様に大きい。

時々「ギャハハハッ」

の合いの手。

楽しそうだな~。

女の外見を磨き、いやいや飾りながらも

内面は 少し下品な女学生。



定年退職したであろうおじさんの集団がいる。

おばさんと同様、とにかく楽しそう。

車内販売のお姉さんがくると必ず声をかける。

用もないのに、、。

さすがサービス業 販売員のおねえさん 笑顔でうまくかわしてる。



さて危ない恋の2人。

旅行の後、どんな顔して自宅に帰るんだろう。

意外に 明るく元気に

「ただいま~!」

かな?

う~~ん。

このグリーン車両 かなりの率で危険な2人に遭遇する。

一番多いのが おじさんとおばさん、おじさんとおねえさん。


おばさんとおにいさんの2人には、お遭いしたことなし。

う~~ん。元気だねえ~。


でも 一番 う~~んなのは いろいろ観察して 勝手に妄想している私ですね。



                       像野 談慕(35歳) 会社員



ロバの王様の耳もロバの耳