Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

第16回 東京音楽コンクール 優勝者コンサート

第16回 東京音楽コンクール 優勝者コンサート














丁寧で繊細な演奏で技術もあるが 線が細い印象。
演奏曲が限られるような気がする。
使用楽器J gagliano1754で高音が繊細で美しい。




100点に近い技術の演奏だが 観客を沸かせる技術はこれからに期待。可愛い可憐な少女という感じで好感度が高い。





祖国ではプロとして活躍中のようだから レベルが違う。
圧巻の歌声だ。見せ方をよく知っている。

優勝者コンサートということを忘れ、ザリナさんのリサイタルに来ているような錯覚をしてしまうほどだ。
歌曲「ロメオとジュリエット」の歌詞は わからないが、情景が浮かび感動した。
観客は魂を鷲掴みされ 「ブラボー!!」大拍手。
今日来て良かった。得した感じだ。

このコンクールは、芸術家としての自立を目指す可能性に富んだ新人音楽家を発掘し、育成・支援を行うことを目的として実施するコンクールだから すでにプロとして活躍している人の優勝は???のような気もする。
しかし優秀な演奏者の出場は、コンクールのレベルが高くなり、国際化がすすみ、世界屈指のコンクールになっていくかもしれない。それが 日本の音楽レベルを向上することにもつながっていくと思う。






角田鋼亮さんは、『のだめカンタービレ』の指揮者 千秋真一(玉木宏)の指揮者指導をしたようだ。
指揮をする後ろ姿は まるで千秋真一のようで cool!!!






司会は 朝岡 聡さん。
コンサート・ソムリエと名乗っているらしいが、その名のとおり、解説がわかりやすく 面白く 軽妙なトークで場を盛り上げていた。クラシックのコンサートは ほとんど演奏のみだが、朝岡さんのような進行の方がいらっしゃると より身近で楽しいものになる気がする。