『ＳＥＩＫＯ ＪＡＺＺ ２”Ｃｏｎｃｅｒｔ Ｔｏｕｒ ２０１９』 松田聖子
松田聖子さんが歌うジャズがいい！という評判を聞き足を運んだ。
聖子さんのコンサートは 初めてだ。
席は、S席だが3階の一番後ろだ。
見通しはいいが、ステージまでとお～い。
オーチャードホールでこの席は初めてだ。
それで この日のために双眼鏡を用意した。
コンパクトだが なかなかいい。
席に着いた時には コスパ悪いな～なんて思ったが コンサートが始まり
聖子さんの魅力にグイグイ引っ張られた。
まずは、白い肌、柔らかそうな肌質、つややかなストレートヘア 華奢な体などその容姿の美しさに驚愕！
50代後半とは思えない。 この世のものとは思えないほどの妖怪級の容姿だ。
隣席のおばさま達が 「絶対 ヒアルロンサン入れてるよね～ ボトックスもやってるね。私もやろうかしら。」などと話していた。
まあ入念なお手入れはしているだろうが それにしてもすごい。
また容姿だけでなく テレビでは感じることができない上品で清涼感がある色気と健気さ。
浮世離れしていて本当にこの方がさやかさんを産んだのか？信じられない。
ああ この人は永遠のアイドルなんだと痛感させられた。
特別興味があったわけではないが 実際に見聞きし、こんな風に年を重ねられたら素敵だなあと思った。
会社帰りのおじさま達も多くいらしていたが ファンにはたまらない存在なのだろうと勝手に推測。
歌声は、若い時のような爽やかな高音はないが ハスキーな低音の響きがある。
また独特の深いビブラートが癖になりそう。中毒性のある歌声だ。
最近 口パク疑惑があるが 双眼鏡で見た感じだと違うみたい。
さて、このコンサートは 新しいジャズアルバムからの選曲だが、そのアルバムはグラミー賞や多数のプラチナディスクを獲得してきたデビッド・マシューズ氏がアレンジし、今回のコンサートでは選りすぐりの外国人のジャズバンドと日本人のストーリングスが参加している。
深みのある音で心地よい演奏だ。
また聖子さんは、外国人のジャズバンドの方を紹介したり 会話する時、流ちょうな英語を話されていた。
もしかしたらジャズ通な方にとっては 聖子さんの歌い方や発音など、これジャズ？と思う方がいるかもしれないが 気に入った人は リピートして聞きたくなる。
またジャズのことはあまりよくわからないが、全体的にこのコンサートは ヴォーカルがメインのクール・ジャズのような気がした。今度、ホット・ジャズの中での歌声みたいなものも聞いてみたいと思った。
上質なロゼのシャンパンのようなコンサートで心が満たされた。
