Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

『世界は一人』 音楽劇 松尾スズキ 松たか子 瑛太



今までに観たことのない演劇だった。
夫婦 親子 家族 友達の関わりと確執 社会問題とその闇 そして希望
 矛盾 理不尽な 現実  それでも生きていく人間。

ミュージカルではなく音楽劇なので 不自然さがなく 音楽が効果的だ。
不気味なのに笑いもあり 現実と過去が行き来したり、心の描写と現実の描写が入り混じったり 舞台上に立ったまま二役になったり、かなり難しい構成、設定なのに
見事に描かれていてわかりやすい。作・演出の岩井秀人さんの才能はすごい。


またそれを演じ切る俳優陣もお見事 





松たか子さんはいつ見てもいい!
歌もうまいし 芝居も自然だし 役に入り込み 演じられていることを忘れるほどだ。
松尾スズキさんの独特の雰囲気も良かった。
最初 小学生時代の松尾さんには違和感を覚えたが、芝居がうまい。
歌は うまいとは言えないが味はあった。

音楽と語りの前野健太さん
この人 何者?と思わせる。才能の塊。ただ者ではない。

他の役者さん(平田敦子さん 菅原永二さん 平原テツさん 古川琴音さん)もみんな実力のある人達ばかりだ。特に平田敦子さんの存在感が作品を厚みのあるものにしている。
始まる前に 平田さんが出てきて 観劇の注意を述べた。「飴の袋を開ける時 周りに音がしないようにゆっくり ゆっくり 少しずつ開けると かえって気になるので 一気にビリッと破って食べてください」みたいなことを言って 客席はどっとわいた。




そして今回一番興味を持ったのが 瑛太さんだ。
背が高く 顔だちも派手で舞台映えする。歌もなかなかいける。
終わった後、前に座っていたたぶん30代前半女子の2人組が
瑛太 やばい。かっこよすぎる。」
と興奮していたが 「Me too」と心の中で叫んだ。

瑛太さんの舞台また見たいな~。



休憩がなかったので 公演後、お腹が空いた。
会場を出てすぐ東武百貨店の『大熊本展』が目に入り 催事場へ行く。




薩摩とんからラーメンとかき氷 春の白熊~桜島小みかん仕立て~を食べようと勇んでいくが長蛇の列であきらめる。

あまり並んでなくておいしそうな角煮饅頭を食べることにした。






ハンバーガーくらいの大きさで 豚の角煮がトロトロで 饅頭も、もちもちで美味しかった。

いつも飲んでいる知覧茶の『お買い得』という文字に負け をたくさん買った。
売り場のおばちゃん達は 鹿児島から来たみたいだ。
催事場は大変混雑していたので 少し見て デパートをフラフラして帰った。
最近、あまりデパートには行かないから たまに行くといろいろなサービスやデパートを活性化させようとする意識が見られて、面白いね。