Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川 洋子








内容紹介  ~amazon~

「大きくなること、それは悲劇である」──この警句を胸に11歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指す。
その名もリトル・アリョーヒン。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、自分の姿を見せずに指す独自のスタイルから、いつしか“盤下の詩人”と呼ばれ奇跡のように美しい棋譜を生み出す。
架空の友人インディラとミイラ、海底チェス倶楽部、白い鳩を肩に載せた少女、老婆令嬢……少年の数奇な運命を切なく描く。
小川洋子の到達点を示す傑作。





ここのところ heavy作品が続いたので やさしくて癒される作品を読もう
そうなると小川洋子さん作品かな~


読了し、題名『猫を抱いて象と泳ぐ』の意味が理解できた。

チェスが好きな人だったら おもしろさは倍増。
知らなくても その醍醐味を感じることが出来る。

切ない話だった。
しかし、最期は自分の居場所や生きがいを見つけられたこと、 
それが せめてもの救いだ。
リトル アリョーヒンとミイラのゴンドラがすれ違う所が印象的であり、
悲しみを深くさせる。
出来れば、ハッピーエンドが良かったな~。
癒されず もやもやが残ってしまった。
ぱっと明るくなる作品が読みた~い




今日も雨。
4月の雨でも聴いて、仕事に精を出しましょう





4月の雨
aiko
作曲:aiko  作詞:aiko

遠くまで届いているだろうか 時々不安になるけれど
あの日めくったページの先には あふれる程書き殴った想い
こぼれそうな涙の奥の潜む意味に気が付けなかった
何年も何年も前の遠い昔が 今でも昨日の事のよう
4月の雨
ゆっくり肌を濡らす知らせ
あなたもどこかで同じ時を生きている
二人だけで決めた約束に永遠の秘密を交わした
あの日から繰り返し必ず 窓の外はもう朝が来ている
空の色に負けぬようにとあなたが描く夢が好きだった
ため息は音になり耳に心に刺さる 今でも昨日のことのよう
瞳は雨
上がれば笑顔に会える知らせ
風が袖を抜けあたしを明日へ導く
きっとあなたはきっとあなたは
あなたを超える日が来る
そんなあなたをそんなあなたを
今でも想っています
4月の雨
ゆっくり肌を濡らす知らせ
あなたもどこかで同じ時を生きている
季節は巡るひと粒 赤い実を落として
あなたを待ってる 変わらずにこれからも
季節はまた来る あなたにもあたしにも