「教育に税金を投じるのはムダ」「雇用対策の大変は無意味」「経済格差は知能格差だうすうすは、わかってはいたが あえて言葉にしなかったことが、真偽は？だが、すっきりと書かれていておもしろかった。特に興味をもったのは 人種による能力の違いだ。人種…

『乳と卵』以来読む川上さん作品。並ではない才能を感じたが世界観に共感できず 川上さんの作品は避けてきた。でも この『シャンデリア』は かなりおもしろく 文章に無駄がなく 独特の世界に引き込まれた。ワンルームで一人暮らしの中年女性の口座に思いがえ…

第134回（平成17年度下半期） 芥川賞受賞 作品。その受賞作「沖で待つ」と「勤労感謝の日」、単行本未収録の短篇「みなみのしまのぶんたろう」が併録されている。サクサクと読みやすい。中でも「勤労感謝の日」がおもしろい。若かりしころの群ようこさんの切…

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41YxXGk8RrL._SX230_.jpg後味の悪さに、これが本当の現実なのだろうと ずしっときた。よくある みんないい人になりました。幸せになりました。めでたしめでたし、という感じではない。また『許し』が核になっているが…

『殿、利息でござる！』 予告編 （Web版）昨年、テレビでこの映画のＰＶがよく流れていて おもしろそ～と思っていましたが いい意味で期待が裏切られた作品でした。安部サダさんが 出てるから、いつものどたばた喜劇的な内容だと思ってみましたが、なかなか…

ミステリー小説という括りだが いろいろなものが満載で伏線の絞りどころが定まらず、すっきりと読み進められなかったが 次への期待感ですらすらと読んでいく。就職活動で印象を良くするために ボランティアで老人への弁当配達を始めた大学生の総司は 配達先…

知り合いの子犬が虹の橋に行ってしまった。生まれて2か月。4匹の子犬が産まれ、すくすくと成長。亡くなった犬は 一番小さくなかなか大きくならなかったが、兄弟犬達とよく遊び 家族からもちびと呼ばれ可愛がられていた。先天性の病気があったようだが 亡くな…

昼間 時間が空いたので ずっと気になっていた展覧会、ラスコー展へ。そういえば、もう終わってしまいましたがTBS系 ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でもラスコー展に行く場面がありましたねえ。開催要旨今から2万年ほど前、フランス南西部のヴェゼール渓谷…

年明けから ずっと気になっていた『DRAGONBALL スタンプラリー』のポスター。興味は あったのですが いい大人が スタンプラリーなどと自制していました。しかしスタンプ台に大人たちの列を目撃。子供もいるが ほとんど昔、若者だった大人たち。自分も押した~…

『不時着する流星たち』2017/1/28発売予定 kindle特別お試し版。久しぶりの小川洋子さんだが やはりこの人の文章は 魅力的です。『不時着する流星たち 第一話 誘拐の女王』ヘンリー・ダーガー篇です。不気味でみてはいけないものを見てしまう感覚ですが、先…

あいうえおの き『あいうえのき』初めて読みました。世間では、アメリカの大統領が変わったり 隣国といろいろないざこざがあったりしていますが平和が一番ですね。大賞作品他キルトというとパッチワークとかハワイアンキルトのイメージが強かったのですがも…

子供の作品

レオレオニさんの絵本が好きです。レオレオニさんというと『スイミー』が有名ですね。他にもネズミのキャラクターがいろいろなグッズになっています。レオレオニの絵本の世界をキルトで再現しているというので 行ってきました。いろいろなキルト作家の作品が…

この前読んだ瀬尾さんの『僕らのごはんは明日で待ってる』といい 『幸福な食卓』いい どうして 文句なしのハッピーエンドにならないのだろう。そうじゃないから、読み手にいつまでも心に何かが残り、印象深い作品となっているのだが、、、、瀬尾さんが どん…

第156回芥川賞・直木賞（平成28年下半期）芥川賞は山下澄人さんの『しんせかい』直木賞は山下澄人さんの『蜜蜂と遠雷』に決定したようです。失礼ながら山下澄人さんの作品は読んだことがなく 存在さえほとんど知りませんでした。恩田陸さんの作品は数冊読ん…

読書する女性／パブロ・ピカソ が見たくて 先日デトロイト美術館展に行きました。撮影okの日だったので いろいろと撮ってきました。展示物を撮影できるなんて 初めての体験です。でも 1月21日が閉幕ということで会場は混んでいて その上、みなさん撮影に夢中…

家族（犬含む）の誰かが病気だと計画して出かけるのが難しいです。ここのところコンサートにあまり出かけられませんが、有難いことに映画館でコンサートの劇場版があり、見てきました。想像していた以上に臨場感があり でした。ライブでのトーク場面はカット…