母犬の想い。

知り合いの子犬が虹の橋に行ってしまった。

生まれて2か月。

4匹の子犬が産まれ、すくすくと成長。

亡くなった犬は　一番小さくなかなか大きくならなかったが、兄弟犬達とよく遊び　家族からもちびと呼ばれ可愛がられていた。

先天性の病気があったようだが　亡くなる1週間前までは　元気だった。

しかし　急に食欲がなくなり　弱っていった。

体に負担がかからないように他の兄弟たちと離したが、ちびは弱りながらも兄弟たちと一緒にいたがった。

亡くなった時　母犬は　ちびを何度もなめ、動かないことがわかると　吠え続けた。

ちびが荼毘に付された後、母犬は　家中を狂ったように探しまわり　ずっと吠えていたようだ。

ちびちゃんのご冥福をお祈りします。

そしてお母さんワンコさんの心の痛みが穏やかになりますように。

昨年　虹の橋に行ってしまった我が家の犬のことを考えた。

子供を産んでもすぐ取り上げられ　また子供を産み　また取り上げられる。

それが繁殖犬のさだめだ。

引退放棄後　家に来た時　いろいろな感情がなかったが　感情をなくすほど辛いをしたのかもしれないとつくづく感じた。

まだ納骨していない犬の骨壷を　がんばったね、えらかったねとなでた。

公園の梅が咲きだした。

白ポメもカートで散歩した。