Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

平成最後の日 森昌子 還暦コンサート

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平成最後の日。

森昌子さんのコンサートへ。

引退報道を聞き 急遽行くことになった。
森昌子さんの生歌を聞きたいことはもちろんだが 小学生の「まあちゃん」のコントの評判が良いようなので
それも見たく また「Taka」のお母さんを見たいという欲求から なんとしても行かなければという気持ちになった。


本当は もっと家に近い会場が良かったが、遅い申し込みで行けそうなところは「練馬文化ホール」しか空いてなかった。

初めて行く会場だ。
日常 JRや地下鉄しか使わないせいか 私鉄の電車内は なんか居心地が悪い。


駅を降りるとすぐ目の前が会場だ。
雨も降っていたので 近くて良かった。

開場まで時間があったので駅隣接のスーパーでフラフラ。

会場は、中高年でいっぱいだ。
杖を突いている人も多い。すべてがバリアフリーではないので席に着くのが大変そうだ。
 
しかし、スタッフの方々は身体の不自由な方に声をかけたり、手を貸したり、人当たりがよく 高齢者に慣れている。
売店でペットボトルカバーを買ったが 「楽しいでいらしてくださいね」と言われた。

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さて コンサートが始まった。
一部
舞台は 昭和っぽいそば屋の店内のセットだ。
演奏は ピアノ、シンセサイザー、パーカッション2人、ギター、ベース、木管楽器、ドラム、バイオリンの編成だ。
森昌子さんは 栃木県宇都宮市出身の小学校2年生、森昌子の姪っ子ま~ちゃんに扮し 体育着袋をぶんぶん回して登場。
そば屋の店主の父親役との掛け合いが面白い。
ずっと笑いっぱなしだった。
ま~ちゃんは、とにかく口が悪く いたずら好きだ。
そのコントの中で 紅白歌合戦のクイズをするという設定でいろいろな歌を歌う。
記憶している範囲で書いてみる。
都はるみ
吉幾三「雪国」
沢田研二勝手にしやがれ
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
山口百恵「イミテーションゴールド」、
和田アキ子「笑ってゆるして」、
布施明シクラメンのかおり」、
尾崎紀世彦「また会う日まで」 
八代亜紀「雨の慕情」、

ほとんど知っている歌だ。
仲間美由紀、アグネスチャン、島倉千代子などのクオリティー高い、物まねもあったり 本当に歌が上手い。
またコントの間や滑舌などお見事だ。


ま~ちゃんから森昌子
セーラー服姿で登場

  • せんせい
  • 同級生
  • 中学三年生
  • おかあさん

 



黄色のドレスで軽快な曲を歌う。

 タイトル不明
 

  • なみだの桟橋
  • はぐれどり
      愛傷歌   この歌は紅白のトリで涙 涙で歌った曲だ。当時が思い出された。

    最後は デコルテを大きく開いた白のウエディングドレスのようなドレス

 

オペラグラスで見るが 肌が 美しい!!
自分より年上でありながら この美しさ、
自分も磨かないとと反省。
  

 

 

 エンディング曲は 新曲「あなたの愛に包まれながら 」

現在の心境と重なっている曲で 一番伝えたい「 感謝 」の歌だ。



雨の日も 風の日も
色々あって つづく道
そして今 あたらしい
扉をひとつ 開けましょう
振り向けば いつだって
こころ支えた 歌があり
哀しみの向こうには
巡り逢う 明日(あした)がある
あの頃よりも 自由になって
広い空 見上げている
今日は もう一度 生まれる記念日
あなたの愛に 包まれながら うれしくて…

 

悩んだり 悔やんだり
翼を折った 夜もある
傷ついて わかるのよ
あなたの痛み 少しは
誰もみな 限りある
時を旅して いるけれど
優しさや 情熱に
ふれるたび 明日(あす)が見える
あの頃よりも 素直になって
人生を 楽しみたい
今日は もう一度 生まれる記念日
あなたと共に 笑える今が 愛しくて…

あの頃よりも 自由になって
広い空 見上げている
今日は もう一度 生まれる記念日
あなたの愛に 包まれながら うれしくて…
あなたの愛に 包まれながら うれしくて…


平成最後の日。
コンサートに行き この歌を聞き
「あの頃よりも 素直になって
人生を 楽しみたい
今日は もう一度 生まれる記念日
あなたと共に 笑える今が 愛しくて…

あの頃よりも 自由になって」

この歌詞がぐっときて泣きそうだ。

森昌子さんの歌には 力みがなく さらりと余力をもって歌っているので 癒される。



自分のようなにわかファンも多かった気がするが 同じ時を生きてきたことは間違いない。
ソプラノサックスのような、よくなる楽器のような声の森昌子さん。
芸達者でまさにアーチストとして生まれてきたような、日本の芸能界にとって宝のような人だ。
そんな人が引退してしまうのは大変残念ではあるが 一人の女性として 人として 有意義に過ごしてもらいたい。
なんといっても息子たち「Taka」「Hiro」に森昌子さんのDNAは 確実に引き継がれている。

これまでにいろいろなことがあったでしょうが、なんの心配も野望もなくの引退。
これからお母さんと穏やかに暮らすのだろうか。
うらやましく 美しい引き際だ。

12月中旬までコンサートの予定でぎっしりだ。
健康に気をつけて輝いたステージを!!


素敵なコンサートをありがとう♡