Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

文藝春秋 芥川賞 『火花』又吉直樹           『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介








『火花』又吉 直樹
う~~~ん という感想です。
文章は 丁寧で 才能を感じますが 自分は、、、、
って感じかな~

ただの本好きな者にとって難しいことは わかりませんが、
自分にとってその作品がいいな~と思うのは 文章や文体のすばらしさより
どれだけその作品に共感でき のめり込めるかということなので
『火花』は 自分にとっては 興味の薄い作品でした。
しかし 巷では 絶賛されているようなので 
読み手によって評価は違うのでしょうね。



『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介
羽田圭介さんは 『黒冷水』の時から注目していた作家さんなので
やっと 来たか!って感じですね。
介護が 話の中心ですが リアリティがあり 笑えながらも 
真意をついているところが いいです。
特養ホームに入所すると 何もかもが手厚く介護され 次第に自分では何も出来ず 
歩行もままならなくなる それが現実の介護の一面ですね。
しかし 介護をされる方もする方もその中で戦っていかなければいけないのかな?
人は誰でも いつかは年をとり 亡くなって行く。
どんな死に際でも 受け入れるしかないんだろうな~


作品の中でクリント・イーストウッド監督の映画作品『硫黄島からの手紙』『ミリオンダラー・ベイビー』の話が出てきますが、この監督の映画ファンとしては 
この映画作品のチョイスが うれしいねえ~。

最近、又吉さんの受賞にあやかり、羽田さんのテレビの露出も多いですね。
作品同様?異質で変な人でそれでいて才能があるのですから おもしろいです。





誰もいない夕方の海は 風が気持ちいいワン