『天才マックスの世界』 監督 ウェス・アンダーソン ★★★★☆
Rushmore |
1998年 |
アメリカ |
解説
ラッシュモア校に通う少年マックスは、人並み外れた才能を持ちながらも落第を繰り返す落ちこぼれ。
だがそんな彼が学園の美人教師に恋に落ちたことから奇想天外なドラマが始まって行く…。
巨匠コッポラの甥っ子ジェイソン・シュワルツマンの存在感、一世一代の名演を見せるビル・マーレイ、登場人物の心象風景を音楽に託した斬新な演出、と見所満点の刺激的な一作だ。
劇場未公開が惜しまれる、埋もれた傑作。是非一見をお勧めしたい。
コメディ映画が見たくて この作品を選んだが 大正解。
タイトルの『天才マックスの世界』といい ジャケットデザインといい なんか軽く笑えそうと思い見たが いい意味で期待を裏切ってくれた作品だった。
甘酸っぱくて 人間臭くて ほのぼのする作品、すごく気に入った。
良い映画というより 好きな映画だ。
内容は 見る人によっては ばかばかしく思えるだろうが、この作品かなり凝っていて映画や音楽(60~70年代)のオタク臭ぷんぷんの作品だ。
カメラワーク、アングル、画面の色彩、音楽の妙、
そして、他の映画のオマージュが盛りだくさんだ。
様々なシーンで「あっ このシーン」「この音楽は、」と懐かしさに癒されたり、
またそんなシーンを自分だけ発見したような気になってほくそ笑んだり、と飽きない。
原題「Rushmore」(ラッシュモア)で、これは作品の中の高校の名前だが、
日本の題名もこっちの方がしっくりくる感じがする。
アメリカの4人の大統領の石のモニュメントと同じ名前だけれど 何か意図するものがあるのかな?
Rushmore のサントラを調べたら、 「おう!こんな曲も」と、、、
ビートルズのような大メジャー?じゃなくて その2番手あたり?の音楽を使っているのもにくいね。(ジョンレノンの曲はあり)
Track listing[edit]
- "Hardest Geometry Problem in the World" – Mark Mothersbaugh
- "Nothin' in the World Can Stop Me Worryin' 'Bout That Girl" – The Kinks
- "Sharp Little Guy" – Mark Mothersbaugh
- "The Lad With the Silver Button" – Mark Mothersbaugh
- "Edward Appleby (In Memoriam)" – Mark Mothersbaugh
- "Snowflake Music" (from Bottle Rocket) – Mark Mothersbaugh
- "Piranhas Are a Very Tricky Species" – Mark Mothersbaugh
- "Blinuet" – Zoot Sims
- "Friends Like You, Who Needs Friends" – Mark Mothersbaugh
- "Rue St. Vincent" – Yves Montand
- "Kite Flying Society" – Mark Mothersbaugh
- "The Wind" – Cat Stevens
- "Oh Yoko!" – John Lennon
- ""Ooh La La"" – Faces
- "Margaret Yang's Theme" – Mark Mothersbaugh
オープニング
"Hardest Geometry Problem in the World" – Mark Mothersbaugh
音楽と画がぴったり
The Wind" – Cat Stevens
アジア人の女の子が出てくるシーンで流れる音楽
ジョンとヨーコの出会いを彷彿させる。