Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

ワンちゃん保護、無事 家に!

先日の夜9時ごろ 交通量の多い歩道を白い犬が歩いていた。
首輪もリードもなく、近くに飼い主もいない。
暗いし ちょっと道路の方にでたら轢かれてしまう。
でも声をかけてびっくりして道路に飛び出したら 大変だ。
そっとそばに行き、しゃがんでおいでと手招きをするとやってきたので 抱っこして自転車のかごの中に入れ、周辺に飼い主がいないかしばらく探す。
飼い主はいない。
夜分遅く申し訳ないが、電気がついていた民家のインターフォンを押す。
おじさんが出てきた。
犬のことを聞くが この付近でこの白い犬を見たことがないという。
散歩していた女性にも聞くが、やはりこの付近では見かけないという。
この近くの友達の家に行き 犬のことを聞くがやはり知らないようだ。
犬を飼っている家の人にも聞いてくれるが やはり見たことがないようだ。
この辺の犬ではないのかな?
家を飛び出したのか?捨てられたのか?



とりあえず家に連れて帰る。
帰り道、犬友の家により聞くが????だ。
家族総出で出てきてくれた。
時間が遅いのでみんなパジャマ姿だ。
本当に申し訳ない。
他の犬友さんの家にも一緒にいってくれて 聞いてくれたが わからない。
警察にも電話するが、迷い犬の問い合わせはないといわれる。
snsで拡散する。



先住犬と一緒にできないので 玄関にサークルを作りそこに犬を入れる。
ご飯は よく食べるが大食いではない。
放浪していたのではないようだ。
おとなしく入っているが不安そうだ。
夜 電気を消すと クンクンと鳴く。
玄関に布団を敷きそこで寝るとその様子を見て犬も横たわり寝た。
しかし、少しの物音で目を開ける。

朝 4時ごろ起きて 落ち着きがない。
おしっこかな?
散歩に行くと 便と尿を排泄。
若いから力がすごく 走りたがる。

20分散歩して食事。半分くらい食べる。
夜中におやつを時々上げていたせいかな?

朝 再度警察に届け出の有無を確認するが情報ない。
「警察署に迷子犬を保護したという届け出をしてくれるのであれば、すぐ犬を取りに行きます。ただ一定期間は警察の方で犬を預かりますが 飼い主が出てこない時は しかるべきところに行きますがよろしいですか?」と言われた。しかるべきところに行ったら殺処分の可能性はもあると思い 早く飼い主さんを探さなければと必死さが増す。

近所の他の犬友さんに聞きに行く。
知らない犬と言うが 友達にも聞いてくれた。その友達もいろいろと調べてくれた。
いろいろな犬友や近隣の人に心当たりを聞くが手掛かりがない。

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かかりつけの動物病院に行く。まだ診察時間ではないのに、待合室はいっぱいだ。
しかし 最初に呼ばれ、 体内チップの有無を調べてもらうが チップは入っておらず、情報はなし。
診療費を支払おうとすると要らないという。病院のご厚意に甘えさせてもらう。
待合室にいた人たちも、みんな 心配してくれ 写真を撮り、拡散してくれた人もいた。
それから、他の2つの動物病院にも行くがやはり この犬の情報はない。



犬を自転車に乗せ、駅前交番に行く。
「保護したという届け出を出しても 犬は飼い主が見つかるまで自宅で預かる、どうしても見つからない時は 保健所ではなく、自分で里親をさがしたい」と相談する。
しかし規則では、、、、が続き、要領を得ないので詳細がわかる警察署に相談に行く、。
警察署でまずは、書類を書き しばらく待つと 迷い犬の届け出があると知らせが入る。
snsの迷い犬の掲示板をみて連絡してきたらしい、
警察の人が本当にその人の犬かどうか調べると どうやらそうらしい。
ひき取りに来るのに時間がかかるという。
警察の方がもう大丈夫ですよ、というので犬がつながれたリードを警察の方に渡す。
犬がクンクンと後を追って来たので 後ろを振り向かず 警察署を出た。

今夜は犬も自分もぐっすり眠れるだろう。
飼い主さんのもとに行かれて本当によかった。
でも ちょっと寂しいな。

帰り道。
問い合わせをした動物病院や犬友さん達のお宅をまわり 見つかった報告とお礼を述べた。
みんな笑顔で 良かったねと喜んでくれた。
本当にありがたいことだ。

首輪をお借りした犬友さんにはミスドを買って渡した。
犬の飼い主が見つかったことを安心され、涙ぐんで喜んでくれた。

今回いろいろな人にお世話になった。
みんな自分の子供のことのように心配してくれた。
世違ない世の中だといわれるけれど まだまだ あったか~い人がたくさんいるんだな~

日本まだまだ捨てたもんじゃないね♡


みなさん、ありがとうござました。


ワンコさん 元気に過ごしてね。




台風の影響で今すごい雨が降っています。

大きな被害が出ませんように♡

高畑勲展~日本のアニメーションに遺したもの~

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高畑さんが関わった作品の見事さだけでなく、その生き様や人となりに感動させられた展覧会だった。

高畑さんというとまずは ジブリ作品を思い浮かべるが、そのほかにも優れた作品がたくさんある。

今まで アニメ系の展覧会で感動することはほとんどなかったが この展覧会は違う。

自筆の構想メモ、制作ノート、企画書、原画、セル画、役割分担表など多くの作品に至るまでの資料やその過程が丁寧に展示されている。また 完成された 動画も見ることができる。

主な作品

1968年、劇場用長編初演出(監督)となる「太陽の王子 ホルスの大冒険」を完成。
1974年テレビシリーズ「アルプスの少女ハイジ」全話を演出。

ジオラマは 撮影可だった。
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1976年テレビ「母をたずねて三千里」、
1979年テレビ「赤毛のアン」の全話演出。
1981年映画「じゃりン子チエ」、1982年公開の映画「セロ弾きのゴーシュ」を監督。
1984宮崎駿の「風の谷のナウシカ」ではプロデューサーを務めた。
1985年スタジオジブリ設立に参画。
自らの脚本・監督作品としての映画──
 「火垂るの墓」(1988)
 「おもひでぽろぽろ」(1991)
 「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994) 
 「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999) 
 「かぐや姫の物語」(2013)


火垂るの墓」は、ストーリーにそって レイアウト画が展示されていて それを追っていくと 映像が浮かび
「戦争は 残酷だ」とつくづく思った。
また 「かぐや姫の物語」の水彩的な ラフ画的な映像は、今までで一番感動したものだったので その過程がみられて 感動した。
最後のかぐや姫が疾走するシーンは 圧巻だ。

高畑さんは 若いころかぐや姫の作品を作りたかったが断念。
しかし時を経て かぐや姫の物語を完成させ それが遺作になったようだ。

コートールド美術館展 魅惑の印象派

コートールド美術館が、改修工事のため、名画が来日。
マネ最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》をはじめ、ルノワールが第一回印象派展に出展した記念 碑的作品である《桟敷席》、セザンヌの《カード遊びをする人々》、ゴーガンの《ネヴァーモア》など、約60 点の絵画や彫刻が観られる。
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最晩年の傑作
エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》1882年
不思議な魅力的な作品。
鏡にいない男性が描かれていたり、アングルに不自然さがあったり、ずっと見ていてもあきない。


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エドガー・ドガ《舞台上の二人の踊り子》
やはり ドガの描く踊り子はいい。
声や音が聞こえてくる作品だ。

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ドガ

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ロダン


ドガの彫刻は繊細で線が軟らかく、ロダンの彫刻は力強く躍動感がある。


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ピエール=オーギュスト・ルノワール《桟敷席》1874年
どきっとするほど 白く美しい肌。
その美しさと母性的な魅力に見入ってしまった。


印象派が好きな人には見応えのある展覧会だ。

上野deクラシック 小堀勇介 テノール

少し長めの昼休みをとって 音楽鑑賞。

今回は テノール

想像していたものよりかなりいい!

年を重ねた声もいいけれど やはり 若い声楽家の声は、伸びと艶があり 爽やかで心地よい。

このコンサートは 若手の演奏家が多く 少し物足りなさを感じていたが 今回は 満足。

また聴きに行きたい。


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小堀さんは ロッシーニが好きだといっていたが それが歌によく出ていた。

特に「愛する人に恋い焦がれ」は 圧巻。

「ブラボー」が飛び交う。

また最後の「ああ友よ、なんと素晴らしい日」は 聞きごたえ充分だ。

このチケットが 完売になったのがよくわかる。

アンコールは小林秀雄作曲「落葉松」(からまつ)
やさしくて かなしくて 温かい歌    うるっときそうになる。

前の席のおばさんが ハンカチで目が下を抑えていた。

この歌は、たまたまラジオで耳にした「落葉松」の詩に感銘を受けた小林が、これに曲をつけて歌曲にしたいと詩人の野上に連絡を取ったが、そのわずか1週間前に野上は亡くなっていたそうだ。

歌詞(作詞:野上彰)

落葉松の 秋の雨に
わたしの 手が濡れる
落葉松の 夜の雨に
わたしの 心が濡れる

落葉松の 陽のある雨に
わたしの 思い出が濡れる
落葉松の 小鳥の雨に
わたしの 乾いた眼が濡れる

この詩をもとに小林は曲をつけ「落葉松」を完成させたようだ。



このクオリティでワンコイン。

申し訳ないような 有難~~い気持ちで会場を後にした。



おまけ

シンガポール セントーサ島マーライオンが解体されるそうだ。
観光の影響懸念と書いてあったが、これを目当てに行く人いる??って感じ、
一番上の口から見える景色は綺麗だが コンクリートでできた像で セントーサ島は他にも楽しめるものがあるし、近くにはユニバールスタジオもあるし 解体されても それほどの影響はない気がする。
シンガポールは はるか昔フリープランでいろいろと回ったが マーライオンはいろいろな所にあり 有難みが減った。

2019 松方コレクション


2019 松方コレクション
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デジタル化したモネの睡蓮、柳の反映

2016年にパリ・ルーヴル美術館で発見され、国立西洋美術館に寄贈されたことで大きな話題となったモネ《睡蓮、柳の反映》が現存部分の修復を経て、初めて公開された。
修復は半分しか戻せなかったが 上はその作品はAIを使い デジタル化したものだ。






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西洋美術館で企画展を観るついでに 常設展示の松方コレクションは観るので 今回の展示はそれほど目新しいものはなかったが  世界大戦をはさんだ日本の歴史を改めて考えさせられた。
絵画や音楽など 最低の生活になくてはならないものではない。
しかし そういう芸術を楽しめる生活をおくれること、そういう環境があること、
それが本当の平和で幸せなことなのかもしれないと思った

「王様と私」東急シアターオーブ

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渡辺謙とケリー・オハラ出演の ブロードウェーミュージカル。
この作品の王様と言えば ユル ブリンナーだが ユル ブリンナーと渡辺謙は 似ている。
容貌も眼光もオーラも よく似ていて 渡辺謙の演技は ユル ブリンナーを彷彿させる。

またケリー オハラのこの作品でトニー賞を受賞したが 納得!である。
演技も歌もすべてが素晴らしい。
それからチャン夫人役の ルーシー・アン・マイルズ?の歌声はオペラを聞いているようで聞き入ってしまった。
渡辺謙は このトニー賞にノミネートされたが この賞を逃した。 やはり 英語と歌かな~。
上手だが 100パーセント 完璧ではない気がした。
日本語であれば もっと素晴らしいものだったと思う。
見る方も 字幕を追いながら見るので 慣れるまで 作品に入っていけない。


ブロードウェーで上演された時 渡辺謙は 闘病中だったようだ。
かなり ハードな作品だから それを上演した渡辺謙は 役者魂をもった人物なのだろう。


最後 臨終の場面があるが、その時の渡辺謙の演技は鬼気迫るものがあり圧倒させられた。
いろいろな俳優さんを見てきたが 生で見た中で 渡辺謙は別格である。
恐るべき 渡辺謙!!

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病みつき「キャッツ」

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今年になって2回目のキャッツ。

キャストが違うと 味わいが違う。

周りに座っていた人は リピーターが多く 手拍子するシーン 拍手するシーン等よくわかっていて楽しかった。
最後もスタンディングオベーションで盛り上がった。


今回の「メモリー」を歌い上げるグリザベラ、、、う~~~ん

素敵だったけど自分のイメージしているグリザベラじゃない。


昔役者だった猫グロールタイガーの付き人の雌猫 ジェリーロラム  シャムネコ、グリドルボーンの二役をしていた人、前回と同じ人だっただったけれど やはり歌, すごく上手い。

今回は お兄さん猫と最後に握手もできた。


また観に行きたいな~。
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