コートールド美術館展 魅惑の印象派
コートールド美術館が、改修工事のため、名画が来日。
マネ最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》をはじめ、ルノワールが第一回印象派展に出展した記念 碑的作品である《桟敷席》、セザンヌの《カード遊びをする人々》、ゴーガンの《ネヴァーモア》など、約60 点の絵画や彫刻が観られる。
最晩年の傑作
エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》1882年
不思議な魅力的な作品。
鏡にいない男性が描かれていたり、アングルに不自然さがあったり、ずっと見ていてもあきない。
エドガー・ドガ《舞台上の二人の踊り子》
やはり ドガの描く踊り子はいい。
声や音が聞こえてくる作品だ。
ドガの彫刻は繊細で線が軟らかく、ロダンの彫刻は力強く躍動感がある。
ピエール=オーギュスト・ルノワール《桟敷席》1874年
どきっとするほど 白く美しい肌。
その美しさと母性的な魅力に見入ってしまった。
印象派が好きな人には見応えのある展覧会だ。