『壇蜜日記』 壇 蜜
新刊が平積みされている。
壇蜜さん 本出してるんだと気軽に手に取って 立ち読み。
「面白い!!」壇蜜さんって才能のある人なんですね。
内容も文章も読みやすい。
分野は違うけれど サラダ記念日を読んだ時の感覚と似ているかな?
自虐的でありながら 等身大の自分を 真っ直ぐ見て 一生懸命生きている感じが たまらなくいいです。
自分の心の温度と通ずるものがあり 心地よかったです。
面白いので 続編 2 も読みました。
少々 同じことの繰り返し的な記述もありますが、2も相変わらず面白いです。
壇蜜さんの自分の評価は 低いのですが そこに好感がもてます。
でも、ちょっと真っ直ぐすぎるかな~
奢らず 媚びず 淡々と日常を過ごしているのですが その中に 迷いや不安もあって、そこが可愛くて、思わず応援したくなる人ですね。
壇蜜さん、まだ年は30半ばですが 静かで落ち着いていて 読んでいるとその年がわからなくなります。
才覚のある方なので 本格的な小説を書いてもらいたいですね。
いいな~を抜粋
ネタバレですので 嫌な方は読み進めないでくださいね。
寂しがりやといえばかまってもらい、人見知りといえば気を遣われるような人生を少なくとも私は送ってはいない。
自分がすぐには死なないことを前提に生きることはなんと傲慢なことかと最近思うようになった。死なないのは偶然だった。母も私も大事な者が死んで居残りのように生きている時期があったじゃないか。
立っていても座っていても嫌われるのなら、横になってやり過ごす。横になれば砲弾をよける気がするからだ。
消えろ、勘違いすんな、不祥事おこしていなくなれ、、、、、
手垢だらけの悪口には新鮮な柿がよく合う。
などなど 面白い表現がたくさんありますよ。
海に来ています。
さっきまで ワンコとボール遊びをしていました。
雲の後ろの夕焼けがきれいです。
明日はいいことが ありますように ではなく
明日も無事に過ごせますようにと海に願いました。
年をとったのかな~
明日も晴れるといいな?