Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

『遠い山並みの光』 カズオ イシグロ

『遠い山並みの光』 カズオ イシグロ

内容(「BOOK」データベースより)

故国を去り英国に住む悦子は、娘の自殺に直面し、喪失感の中で自らの来し方に想いを馳せる。
戦後まもない長崎で、悦子はある母娘に出会った。
あてにならぬ男に未来を託そうとする母親と、不気味な幻影に怯える娘は、悦子の不安をかきたてた。
だが、あの頃は誰もが傷つき、何とか立ち上がろうと懸命だったのだ。
淡く微かな光を求めて生きる人々の姿を端正に描くデビュー作。
王立文学協会賞受賞作。




石黒さんが日本に住んでいて書かれた作品ではないせいか、
自分の知識のなさか、
所々 自分が感じていた、当時の日本との違和感があるが、読みやすい。
感情移入もしやすく 現在 過去とその時の巧みな使い分けが効果的で
内容に膨らみを持たせている。
ただ、前回読んだ 『日の名残り』『 わたしを離さないで 』が起伏のあるストーリーだったので この作品は 淡々としていて 物足りなかったかな。
また 今回初めて小説を電子化された画面で読んだので 
感動が薄れた感がありますね。
やはり 本は紙だね!






今夜は  ワンコ連れでお祭りに。


昨日までは ほおずき市
今日と明日は 阿波踊り大会で たくさんの人であふれていました。
鳴り物によるお囃子がいいね。
どんと来る太鼓の音や涼しげな笛の音、その中で熱気ある踊り、
見ている方も高揚してきます。

いろいろな連が次から次へと出て来て 子供も大人も踊っています。
そのときの掛け声も いいね。
女性の踊り手の
「一かけ二かけ三かけて
四かけた踊りは止められぬ
五かけ六かけ七かけて
八っぱり踊りは止められぬ
ア、ヤットサー、ア、ヤットヤットー」
という掛け声は 特に耳に残り 一緒に口ずさみたくなりました。
日本は いいね。
本場の阿波踊りは もっと興奮するんだろうな~。




写真がひどくて


みんな通りの阿波踊りに夢中だから、いつも買う人の長い列のペコちゃんの人形焼きのお店も今日はがらがら。
夜のおやつ?用に買いました。
でも この顔、不気味だね。