三浦文彰 ヴァイオリン・リサイタル 紀尾井ホール
小柄で華奢で お顔は、オードリーの若林さんをシュッと男前にした感じの方でした。
ヴァイオリンの音色は 穏やかで透明感がありながらも深みがある音で
すごく好きな音。
今まで聴いてきたヴァイオリンの音色で一番好きな音。
若々しくて 草原をかけぬける風を感じる演奏で技術もあり
安心感と安定感がありました。
ただ 演奏は、良くも悪くも優等生っていうのかあまり癖がなく
う~~んと言う感じ。
まだ若いしこれからなんでしょうね。
ヴァイオリンとピアノ伴奏との息はぴったりで曲想もイメージを共有されていて
2人の相性の良さが演奏にも表れていました。
ピアノソロリサイタルのピアノの音や演奏を期待していると 伴奏のピアノは
少し物足りないのですが ヴァイオリンを惹きたてるのにはそれでいいのかもしれません。
プログラム
チャイコの「メロディop.42-3」(なつかしい土地の思いメロディ)
アンコールは「中国の太鼓」と「精霊の踊り(メロディ)」