『おやすみ、こわい夢を見ないように』角田光代
絵がシュール。
なさそうで身近にある話。
リアリティがあり 自分の心を見透かされている感もありざわざわと落ち着かない気分になる。
殺したいけど殺さない、殺せないグレーの部分が、生々しく描かれていて、その描写が的確だ。
『今いる場所を好きになれず、かといて、あらたな足場を捜すこともできない。許したくて、受け入れたくて、先に進みたくて、それがかなわないのなら、拒絶したくて、無視したくて、断ち切って終わりにしたい、しかし、そのどれもできない。いつかそのどれかを選び取ることができるのか、それともその全部を自分は抱えていくのだろうか』
『憎しみというのはジャックナイフのようなものだ。ちいさなボタンを押すと、刃がしゅっと飛び出る、あのナイフ。ボタンというのはなんだろう?怒りか、度のいきすぎた愛か、それとも気まぐれなものなのか。わからないが、理沙は刃をむき出しにしたまま、それを元に戻せなくなった。そんな気がした。』
大変おもしろくあっという間に読み終えたが、なぜだろう?
角田さんの文章の書き方が自分には、どうもしっくりこない。
日記『花売りおばさんがやってきた』
この時期になるといつも登場、茨木の花売りおばさん。
植木がたくさん載ったカートをごろごろ。
地元で育てた植木?をおばさん達で売りにくる。
みんなでバンに乗ってやってくる。
時間が来るまで訪問販売。
おばさん達は 別れて一軒 一軒訪問販売。
インターフォンだけの対応で玄関を開ける家は少ないし、
マンションは そういうの禁止されてるし、
このご時世 訪問販売に対しての風当たりは強い。
もし自分が花売りおばさんだったら、、、、、
なんて考えたら、少しでも買おう!なんて思ってしまい、3鉢買う。
エリカ、ムラサキシキブ、アゼリア
安いのか 高いのかわからん。
それにおばさんの話し方や服装が購買意欲をそそる。
今 農作業してそのまま来ました見たいな服装で
それが売るための作戦だったら それはそれでスゴイ!
ムラサキシキブいいね。
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」
なんて 口ずさみながら 月を見て 紫の上に想いを馳せようかな?
な~んてね。
家のサンゴジュの実が赤く 赤くなった。
ちょっと早いけどクリスマスツリーもどき?