「その女アレックス」 ピエール・ルメートル 訳)橘 明美
裏表紙のあらすじで大体 話の内容は想像できるものだが、
この作品は いい意味でそんな想像や期待を見事裏切ってくれた。
序盤からたくさんの点が出てくるが その正体が見えず 少しイライラ。
しかし 終盤にかけて その点が次々と線となり それが面となり事件の全貌が見えてくる。
ああーーー
思わず声をあげたくなる。
読み応え十分な作品だった。
ピエール・ルメートルの「死のドレスを花婿に」もおもしろかったが
やはり「その女 アレックス」は それ以上に良かったな~
ストリーがおもしろいから映画化されるんだろう。
でもグロテスクな場面が多いだろうな~
映像では見たくない気がする。
暑い日もあるけれど 秋が確実に来ているのを感じます。
おいしくな~れ