『民王』 池井戸 潤

放映中の「民王」が　かなりおもしろい。

それで　結末が知りたくて　本を読む。

まだ　積読本が　たくさんあるのにねえ。

テレビでは　総理大臣の武藤泰山（むとう・たいざん）が遠藤憲一さん、

その息子役の武藤翔（むとう・しょう）を菅田将暉くんが演じている。

遠藤さんは　お馴染みの演技派俳優ですが、

若い菅田将暉くんが　いい味出してます。

こんな素敵な俳優さんだとは　知りませんでしたねえ。

テレビの中と本の中の武藤泰山、翔とは少しイメージが違いますが　おもしろさは　甲乙つけがたいほどです。

多くの人が出て来て　入れ替わったりもしているので、内容はテレビの方がわかりやすいかな。

こんな政治家いたな～と思わせる風刺たっぷりな場面もあり　最後まであきず読めました。

結末は　ふ～～んという感じですが、武藤泰山、翔の親子関係やそれを取り巻く周囲の関係の変化には　心温まるものがあります。

本当の政治の世界は　わかりませんが　武藤のような政治家がいたら、

日本の未来は明るいんだろうな～　

すがすがしく、すっきりする作品でした。

おまけ

カートに乗って小雨の散歩

ボケてるが　2匹ともかわいい～（かなりの親バカですね）