Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』 2015


実在した人物、暗号の解読者アラン・マシスン・チューリングの人生の成功とはかなさ、切なさが描かれている。
この作品を映画館で見る予定だったが時間が合わず他のものを見て それからそのままになっていた。

時が経ち見たわけだが、最初から最後まで飽きず、惹きつけられた作品だった。
最期は 胸が締め付けられるほど悲しい。
生きた時代が悪かったのだろう。




 NHKBS世界のドキュメンタリー シリーズ 
『いま 明かされる情報戦 ヒトラーの暗号を解読せよ 2011』
も合わせて見た。
当時を思い出させる建物や機械が生々しく、映画の印象がより深いものになった。

かつてロンドンにあった極秘施設ブレッチリー・パーク(Bletchley Park)。第二次世界大戦中、地図にその名前すら記されていなかったイギリスの暗号解読本部である。そこでは、ナチス・ドイツの動向を探るため、選りすぐりの人間が集められ、ナチスの暗号解読に挑んでいた。第二次世界大戦は、無線技術の発達に伴って、情報発信の暗号化が進んだ戦争と言われる。ナチスは「エニグマ」という暗号機を使用していたが、ヒトラーはより解読が困難な暗号機の製作を命じた。イギリス軍関係者が「タニー」と呼んだ新鋭暗号機「ロレンツ」である。ブレッチャリー・パークの技術者や数学者たちが、ナチスの暗号にどのように立ち向かい、解読していったのか…。二人のイギリス人の行動に光をあてながら、暗号解読のインサイド・ストーリーを見ていく。一人は「ロレンツ」解読の突破口を開いた数学者のビル・タット。もう一人が、暗号解読のスピードアップを実現させたエンジニアのトミー・フラワーズ。暗号解読の実態は長らく国家機密だったため多くを語らずに、この世を去った二人。彼らに焦点をあて、知られざる情報戦の内幕に迫る。


この時解読した機械は パソコンの元となっている。
他にも 戦争で生まれた技術が元となり、携帯電話 IC インターネット 光ケーブル テレビゲームなど現代社会では欠かせないものが開発されてきた。
生活が便利になり 快適になるのは嬉しいが 戦争は嫌だな~。