映画『駆込み女と駆出し男』 ★★★
製作年 2015年 監督・脚本:原田眞人 製作総指揮:大角正 原案:井上ひさし 晩年に11年をかけて執筆した時代小説「東慶寺花だより」を映画化。 あらすじ江戸時代、幕府公認の縁切寺として名高い尼寺の東慶寺には、 複雑な事情を抱えた女たちが離縁を求め駆け込んできた。 女たちの聞き取り調査を行う御用宿・柏屋に居候する戯作者志望の 医者見習い・信次郎(大泉洋)は、さまざまなトラブルに巻き込まれ ながらも男女のもめ事を解決に向けて導き、訳あり女たちの人生の 再出発を後押ししていくが……。 大泉洋のための映画と言っていいほどのはまり役である。 長セリフで客を追い返す場面は必見。 脇を固める俳優陣も演技派だらけ。 安心して楽しめるコメディタッチの作品だけれど ほろっとする場面もあり最後まであきない映画だ。
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