幸せの法則。目に見えないものを信じること。
お二人の人生は、戦争が大きな影響を与えた。
現在では 明日死ぬかもしれないという不安を誰もが感じることはないが、戦中、戦後と混乱の中を生きた人々の死生観は、戦争の体験のないものとは 一線を画している。
いつも生と死が一緒にある感じがする。
戦中、神とされていたものは、人間だった。
それを 当時の若者は どう受け止めたのだろうか。
現在 いろいろな信じるべきものがあり 神がある。
それがもとで戦争になったりもしている。
一神教のように、みんなが同じことをやって、
同じものを目指さすことは危険なことなのかもしれない。
日本人は古来より万物に何かが宿ると考えていた。
ジブリの作品には 見える見えないにかかわらず何らかの神がいるが、その神は ただ横にひっそりといて 見守っている。
また水木氏は、「妖怪」を書くことで有名だ。
「見えないものがいると思うと、水木サンの心は妙に落ち着き、気持ちが和み、元気に幸せになります。彼らは人類を活気づけ、生き生きとさせる不思議な力を持っているのです!目に見えないものを信じなさい。そうすれば、彼らから元気と幸福を授けてもらえるでしょう。」と『水木サンの幸福論』で書いている。
見えないものは 様々だが、最愛のものを亡くし絶望の淵にいる時でも 最愛のものは あの世で幸せに暮らしている、星になって自分を見守ってくれていると信じる気持ちが 前を向かせてくれる場合もある。
すべてがうまくいかず 自暴自棄な時も どこかで神様を信じ 明日を生きようと思う人もいる。
人によっては 祈ることや善行を積むことにより 不安な気持ちややり場のない状況から逃れようとし、それが宗教というものと結びつくことも多い。
でも なんであれ それでより良く生きていけるなら それでいいのだろう。
人は 信じ 救われる。
神も 占いも 壺?も 来世も 前世も イワシの頭も?
信じることで救われる。
でも その気持ちを利用してだます人が必ず出現する。
目に見えぬ「畏れ」を忘れた人々だ。
悲しいね。
農業をすること、
茶道 華道 俳句 わびさびの世界を堪能すること、
映画を観ること、
小説を読むこと 絵を観ること
武道を極めること
み~~んな目に見えないものを信じることなのかもしれない。
日本の未来は明るい?
日記
海に行った。