「大家さんと僕」 矢部太郎

遅ればせながら　今年中に読んでおきたいと思い「大家さんと僕」を読む。

　

矢部さんと大家さんのほっこりとした毎日が永遠に続いていくようで評判通り　素敵な作品でとても癒された。

今年の8月に大家さんが亡くなり　残念だが　矢部さんと大家さんのあたたかくて穏やかな思い出や絆は永遠なものだと思う。

人にはいろいろな関係があるが　矢部さんと大家さんの関係に　縁　というものを感じる。そして　お二人ともに　控えめで優しくてあたたかくて、同じものが流れている気がした。

目立つ人や華やかな人に光があたり　注目される。

でも　つつましやかにも誠実に生きている人が脚光を浴びるのもいいなあ。

この本は　いろいろな人に読んでもらいたい本だ。