Memorandum of Haruki 'ハルキの備忘録‘

yahooさんから 引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

サラ・チャン ヴァイオリン・リサイタル 弦楽5重奏



いろいろな特集で優れたヴァイオリニストの上位にランクインするサラ・チャン
まだ演奏を聞いたことがなかったのでかなり期待して会場へ。
ここの会場は上の階にいくほど音響が良い気がするし チケットも安いので上の階(5階席)で聞くことが多いが 上の階はバーカウンターの椅子に座っているかのようで また高所恐怖症の方は 足がすくむほどの高さで安定感がないので 今回はじっくり聞くために足がしっかり床に付く3階席にした。


演奏は、弦楽5重奏でメインのサラ・チャンとN饗のメンバーだ。


5重奏のバランスがよく、期待通り素敵で充実感を味わえた。
サラ・チャンの演奏技術も音色も素晴らしく また安定感もあり 音響のいいところでCDを聞いているかのようだった。
ただ あまりにも完璧で少しつまらなく あまり感動しなかった。
でもこれも 個人の好き嫌いだと思う。

またピアノとソロヴァイオリンだけの演奏だとまた感じ方が違うのかもしれない。

曲目はヴィヴァルディの四季 ピアソラのブエノス・アイレスの四季だ。
ヴィヴァルディの四季は、イ・ムジチ合奏団の演奏を聞いたことがあるが それとは
違っていて上品な感じだ。
特に「冬」の迫りくる演奏は イ・ムジチ合奏団のほうが荒々しく好みだ。


ブエノス・アイレスの四季は 初めて聞く曲なのでワクワクしながら聞き入っているとタンゴ調の楽しい曲で どこかで聞いたことのある気がした。
よく聞くと確かフィギュアスケート高橋大輔さんが演技した曲だったかな?
帰宅し動画を調べてみると高橋さんがこの曲で演技していた。
でももうずいぶん前になるのですね。



プログラム


帰り道 小学生の女の子がお母さんと話しながら歩いていた。
後ろから聞こえる会話。
「今日のヴァイオリン すごく楽しかった。ほんとにすごく楽しかった。」
と母親に嬉しそうな声で話していた。
きっとヴァイオリンを習っているのだろう。
今日のプログラムは 一曲が長く 一般受けしないものだと思うがそれを楽しいと思う子供って、、、将来が楽しみな小学生だな~。
自分が小学生のころは、クラシックの良さなんて全くわからなかった。
育ちと感性の違いなのだとつくづく感じた。


今度はサラ・チャンとよく比較される五嶋みどりさんの演奏を聞いてみたいものだ。